家づくりをご検討中の方へ

家づくりをご検討中の方へ

家づくりを考えるとき、忘れないで以下のテーマをよく検討し対策を盛り込むことはとても重要なことです。

フレキシブルメンテナンスしやすい構造にする

家族の人数には必ず増減があります。
また、人数の変化だけではなく、住む人々の体力などの変化もあり、住まいに求める質もかわります。
そのような時に増・改築・リフォームしますが、工事が構造や設備に及ぶ場合、大がかりになったり、困難になる場合があります。

構造計画の段階でその点を考えれば、フレキシブル(柔軟)で、家のリフォーム、維持管理をしやすいものにすることが可能となります。

家を資産形成の主役としてとらえること

一般的に、住まいは最大の資産です。

通常、建物の資産価値は出来た時が最大で、年々その価値は低下して、20年、30年後は価値なし、むしろ撤去してサラ地の方が売りやすいなどと言われているようです。
家は耐久消費財としての評価しか受けていないのです。

それに対して、ヨーロッパやアメリカなどでは、土地・建物・これに付属するもの、周辺環境も含めて、住まいとして評価し値段がつきます。
そこでは建物が最も重要な評価対象となり、耐久消費財ではなく、住む人が愛着をもって手入れをし、手を加え、より自分たちの家らしく、居心地の良い家に育てます。

その結果、住まいの価値は上がり、新築当時よりも高い評価が得られ、売却する場合は高く売れるのです。
日本もこのような家づくり、家の育てかたをすれば、同じように家が資産形成の主役になるはずです。

お金という視点で人生設計となる「資産計画」を立てよう

楽しく希望をもって生活できる絶対条件は、必要なお金があることと、健康であることです。
ここでお話する「資金計画」は、『家を建てるための資金を、自己資金がいくらだから、ローン借入額はいくらとなり、それをどこそこの銀行で融資を受ける』という「資金手当て」だけではありません。

最初に、長期にわたるローン返済でローン破産をおこさないためのリスク回避策を考慮して「資金計画」をたてましょう。
考慮すべき点は、

  • 収入額との比率でどのくらいにするか(年間返済比率)
  • 今のローン金利と今後の金利の変動傾向を考慮して、どのようなタイプのローンでなければならないのか
  • 金利が1%上昇すると、2000万円、35年返済の場合、いくら増額するのか(総額約450万円アップとなります)
  • 病気、ケガ、会社の倒産、リストラなどで生じる家計への重大な打撃を回避する対策をどのようによういするか
  • 今後必要となる資金(子供の学費、車の買い替え、老後の資金などなど)をどのように確保するか」

などです。これらを総合的に考えて対策をこうじることで、不測の事態に対処できるはずです。
この「資金計画」につきましては、別項目のトピックス「資金計画」で詳しく扱っています。

自然素材の家は、安全でおいしい空気を生む

シックハウス症候群とは、住まいの室内空気の汚染によるものです。
扱いやすく安価に大量生産できる新建材、ビニールクロス、合成化学塗料、接着剤などに含まれる揮発性化学物質の多くは、殺菌、殺虫、防腐効果があり、長期室内に発散されます。
当然住む人にもその効果・作用は働きます。

法律は問題が生じると、その物質の室内使用を禁止制限します。
日本では6物質が対象となっていますが、アメリカでは30種類以上と聞いています。今後は、日本でも対象物質は増えていくことでしょう。
そこで、より安全な対策はこのような人工的に作り出した製品の使用を極力やめて、自然物、天然物を使うことです。
工夫して素材を選べば、それほど建築費は高くなりません。

自然素材を使うことで、結果として、家は時間の経過に耐え、経年とともに美しさを醸し出すようになります。

サスティナブル(持続可能な)ハウス、サスティナブルライフスタイルを目指す

これからも上がり続けると予想される石油価格。
今すぐに取り組まなければ取り返しが不可能といえる温暖化問題。

家づくりは、これらのテーマに最大限こたえるものが求められます。
エコ・省エネが結果として、個々人の生活の質を高め、住まいのランニングコストを低下させることが可能となる工夫が求められます。

私どもはそれらの点で、有効な提案を用意しております。

バリアフリーにする 

———–いくつかの介護のための工事を通して想うこと。———

「バリアフリー」・・・よく聞き、口にする言葉です。
手すりを取付ける、床の段差をなくす、開口部を広くとるなどですね。

しかし実際はどうでしょうか。たしかに、新築時に手すりを付けたり、室内の段差をなくしたりしつつあります。問題は車イスを使わなければならない場合です。段差に関してより重要なのは、室内の段差より屋外と室内床の段差解消です。駐車場から玄関を通り、室内に車イスで本人自身もしくは一人の介護者(二人の生活で、そのうちの一人が要介護者になる普通のケースの場合)で、スムーズに出入りできるようになっているか、もしくは後で容易に出来るよう計画されているかです。

体が不自由になった場合、最も有効な移動手段は車いすです。
そのためバリアフリー化工事のレベルを、最悪車イスに想定する必要があるということです。車イスの場合、段差のほか、必要幅、開口寸法、床の材質、室の広さなど、十分に考え、あらかじめ対応しておかないと、後では対応困難になります。

今若く、元気でも老いは必ずやって来ます。
また、いつ身体の自由を失うかわかりません(本当に)。

寝たきりになった場合を考える(移動のための電動リフト)

在宅で寝たきりになってしまった場合は、家族及び介護者による100%の介護が必要となります。寝たきりの状態といいましても、程度の差は多くあり、その差に応じた介護が必要となりますが、最低ベッドから洗面、排泄、入浴への移動を助け、緊急時の屋外避難に対応できるように、プランニング、及び電動リフト用のレールを固定できる構造にしておくことなどは検討するべきです。