健康に良い床暖房の魅力

健康に良い床暖房の魅力

◆ 床暖房は室温のバリアフリー

 がんと並んで多くの日本人の死亡原因となっているの脳卒中です。脳卒中の他最大の敵は寒さで、冷えきった廊下やトイレでのヒートショックのために血圧が急上昇し、脳卒中で倒れるケースが大半です。足首には血圧を左右する温度センサー(神経)が集中しているといわれ、床面温度を適温に保つことが重要になっています。これからの住まいは段差をなくすバリアフリーだけでなく、温度差のバリアも解消する時代です。

◆ ひなたぼっこと同じ床暖房のきもちよさ

 冬の日なたぼっこは、なぜ気持ちいいのでしょうか。それには太陽からの赤外線(ふく射熱)が皮膚の内部に浸透し、人体に熱エネルギーを供給するためです。このときの赤外線は7.5μ以上の長い波長を持つ遠赤外線であり、ハイブリッドソーラーハウスの床面から放射される遠赤外線(7.0μ以上)とほぼ一致します。このような波長の長い遠赤外線は皮膚の下の温点を直接暖めます。人間の皮膚はたんぱく質でできているため熱伝導が悪く、空気を暖める暖房法式では体が温まる前に熱さを感じ、不快になります。

◆もちろん頭寒足熱

 空気を暖めるストーブやエアコンなどは、部屋の上部は暑いほどになるのに、足元はなかなか暖まりません。床暖房は空気を暖めるのではなく、ふく射熱によって人体を直接暖める方式ですから、部屋の上下温度の差は、ほとんどありません。リビングに大きな吹き抜けを作るなら床暖房、といわれるのはこのためです。

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◆いい床暖房とよくない床暖房

 ハイブリッドソーラーハウスを見学されるお客様の多くが「ここの床の温度の感じは他の床暖房とぜんぜん違って、やわらかで気持ちいい」とおっしゃいます。その違いはどこから来るのでしょうか。表にしてみました。

  い い 床 暖 房   よ く な い 床 暖 房
 ●家(1階)全体に施工  ●部屋の一部に施工
 ●家全体を暖める  ●足だけを暖める
 ●手で触れても暖かさを感じない程度  ●足の指の間に汗をかくほど熱い
 ●24時間暖房  ●必要なときだけ

 

 家全体を24時間暖房するかどうかの違いがいろいろな差になって現れています。ただし、広く長く暖房するには膨大なエネルギーが必要となり、太陽熱の利用がこのような快適空間を作るうえで重要なことが分かります。