2010.09 月の記事

遮熱で木陰の涼しさ!!第4回

2010.09.29

今日(9/27)の気温は20℃程度です。つい1週間ほど前まで32℃~33℃の厳しい暑さが続いていました。「暑さ寒さも彼岸まで」とよくいわれますが、今年はその頃を過ぎても暑さが続きそうな様子でした。ところがお彼岸に入る日あたりから、気温は25℃~26℃に下がりました。今日の気温は17℃です。急激に気温が下がりましたので、皆さん体調を崩さぬようにご注意ください。

さて、前回まで暑さ対策に「遮熱」という考え方を建物に取り入れることが重要とお話してきました。今後は徐々に住宅建設時に、遮熱を考えた対策がとられることと予想されます。しかし、工事の性質上、新築時に施工することになり、これにかかる費用が高いようでは普及は進まないと考えられます。

リビング工房では、従来の断熱材と遮熱材を組み合わせて、安価に遮熱対策を実現しました。(只今手がけている茨城県の新築工事から施工しています)室温を保ち快適な住環境を提供する遮熱工事、新築の際はぜひご検討ください。

遮熱工事の内容についてご関心をもたれた方は、お問い合わせページEメール、電話などでお気軽にお問い合わせください。

遮熱で木陰の涼しさ!!第3回

2010.09.27

建物を日射熱から守るには、前回お話した熱移動の3原則(対流・伝導・輻射)を止めることで実現できます。以前ドイツの輸入住宅で体感した、猛暑日に閉め切った室内に入った時に感じた涼しさは、高性能な断熱材の熱容量(熱の伝導を遅らせる性能と熱を輻射しない性能)の大きさにありました。しかし、その断熱材が大変alumi.jpg高価であったために導入は断念しました。そこでリビング工房では、熱の対流、伝導はグラスウールの断熱材(安価に導入できます)を使って止めることにして、輻射熱は遮熱材(アメリカ製の高性能で安価な製品)で止めることで、熱移動の3原則すべてに対処することにしました。遮熱材はアルミ箔と空気層の3層構成になっています。(人工衛星を太陽熱から守るためにも使われていて半永久的耐用性があります)この遮熱材で屋根、外壁面をすっぽり被い、夏の強い太陽光の輻射熱を遮断します。その結果として熱の室内への侵入を抑えることができるので、建物への蓄熱も抑えることができます。冬は室内の輻射熱を逃がさないことで、熱のロスを防ぎ、建物自体の蓄熱を促進させることができます。

遮熱で木陰の涼しさ!!第2回

2010.09.23

夏の暑さ対策は、遮熱という考え方で改善

ドイツの輸入住宅の説明員さんにさっそく説明を聞いてみましたが、しばらく前のことなので、その後に得た知識などを交えて、今回は「熱の移動3原則」についてお伝えします。この3つの原則には、伝導(5%)対流(20%)輻射(75%)があります。断熱材はこの熱の移動3原則のうち伝導と対流に有効ですが、輻射に対してはほとんど無効です。つまり現在の暑さ寒さ対策の「断熱材」では、不十分なことが分かります。断熱材の中で熱容量の小さい素材のものは、特に日射による熱をカットすることができません。断熱材の性能を決めるのは熱伝導率の小さい(熱が伝わりにくい)こととその厚さです。言ってみれば断熱材とは熱伝導遅延材のことです。いくら熱の伝導が伝わりにくくなっても輻射熱をカットしない限り、建物全体が熱を蓄えてしまうため断熱材があっても少しずつ室内に熱が移動してくるのです。しかも熱移動のうちの輻射熱は75%もあるのですから、この対策が十分されていなければ猛暑を防ぐことはできません。

それではどのような方法、部材を使って遮熱を実現するのか?次回から説明していきます。

遮熱で木陰の涼しさ!!第1回

2010.09.10

猛暑が続いています。本日は顔に当たる日光の強さがこれまでより少し弱くなったように感じました。秋に向かい始めたのでしょうね。今年の猛暑でこれまでに熱中症で亡くなられた方が、全国で470名以上と聞いています、私共の建築関係者も仕事中に熱中症で倒れたり、体調を崩したりしています。現場の人たちはとにかく体調の変化に気をつけて働いてください。屋内でもエアコンを使わないではいられない暑さです・・・

そんな暑さの中で、2年ほど前の夏に、ドイツの輸入住宅を訪問した時の体験を思い出しました。屋外の気温が35℃、室内の窓は閉め切り、エアコンは停止した状態で玄関から室内に入ったところ、涼しさを感じました。私たちが来る直前まで冷房をしておいて室内に入る少し前に止めたのではないかと思い、担当の方に聞いてみたところ、“今日は皆さんと私共が初めて玄関のカギを開けたので、他の人は誰も入っていません”とのことでした。大変な驚きでした。断熱材をしっかり入れた住宅でも外気温35℃、晴れて太陽光が非常に強く当たっている家で半日窓を閉め切っておけば、室内温度は37℃以上になります。これが27℃~28℃程度なのです。窓を開けて風を入れればそれだけで快適になります。どんなカラクリなのか?それに使われている材料また仕組みはどのようになっているのか?さっそくその説明を聞いてみることにしました。

続きは次回


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